2008年7月18日金曜日

20日、21日目そして帰路。

最後の二日間。

20日目はゴールデンゲートブリッジへ!!!

この日はすごいいい天気で、まさにブリッジ日和。
サンフランシスコはロスとかサンディエゴと違って、曇が結構多い。
雲がビルのてっぺんを過ぎて行くのが良く見えるほどだ。

で、バスでぶんぶん走らしてブリッジに到着。日曜だからか、人がたくさんいた。
日本人観光客も数人すれ違った。
雲一つない空に橋。気持ちよかった。橋付近から見るサンフランシスコの町並みも素敵。
本当に着て良かったと思う。
橋の上へは半分のところまで行った。どうせなら、渡りきれば良かったのにと思うかもしれないけど、この時なぜか、次来た時に渡ろうって決めた。
絶対戻ってきてやる。この地に。
自分のお金で。


親からお金を出資してもらった分、正真正銘の一人旅ではない。だから、次来る時は社会人として、自分のお金でここへ戻ってきたい。そう思った。

ゴールデンゲートの上で風を受け、しばらく景色を見て、物思いにふけた後、バスに乗り、再びジャパンタウンへ。Albanyに戻った後に日本語の本を読みたいから、その本を買うために紀伊国屋へ行った。
いろいろ考えた結果、自分の英語力を鍛えるために敢えて、アメリカで英文法をもう一回学ぶことにした。
なにやら、なかなか良い英文法解説書らしくて、わかりやすい!この日の夜は暇だったので、久しぶりに英文法の勉強をした。



その後、ユニオンスクエアのショッピング街をぶらぶらしながら、もう少ししかいれないサンフランシスコの町並みを見て楽しんだ。

21日。
最終日。
長かった三週間の旅も今日で最後。
次の日はホステルを出て、帰路につかなければいけないので、この日がサンフランシスコを観光するのが最後。だから、最後にアルカトラス島の刑務所へ行ってきた。

フェリー乗り場へ歩いていく。
午前11時半にフェリー出港〜〜〜

平日だというのに、かなりの人がいた。まぁ今の時期夏休みなのだろう。いろんな国の言語が耳を通り過ぎていった。アジア人はあまりいなかったのが、少し孤独にさせた。それにみんな家族連れで、一人でアルカトラスへ行くのは少し変な感じがした。けれど、アルカトラスを家族で行ってもなにがおもしろいのかな?って今思う笑

島へ着くと、係りの人が説明をする。
まぁ自由行動ができるみたいで良かった。
刑務所へ入ると、生まれて初めて行く刑務所(今はただの観光地やけど)だからか、あまり感動はなく笑 あれ、普通の刑務所やん!って感じやった。まぁここが脱出不可能って言われた理由は島を取り巻く海流だったりするから、刑務所自体にはあまりすごい仕掛けとかはなかったようだ。
けれど、何十年も前にホンモノの凶悪犯たちがここにいたのかと考えると、なにやら不思議な感じになった。
プリズンブレイクって言うアメリカのドラマを1年前見ていたけど、それに似た牢屋で、少しわくわく。
ホンマ牢屋って狭いな。

この刑務所自体もあまり大きくはなく、1時間もかからないうちに全部を見終わってしまった。
けれど、島から見るサンフランシスコの景色もまた良かった。

写真は立ち入り禁止区域に住む多くのアルカトラス(カツオ鳥?なんやっけ?)とサンフランシスコの町並み。
あいにくのくもり空だったけど、晴れた日ならキレイだったんだろうなって思った。
夜景もキレイらしいよ
今度、サンフランシスコに来たときは、車で、ツインヒルっていう所から、サンフランシスコの夜景を見たい。
話はそれたけど、刑務所はなかなか良かった。
まぁそれほど、すげー!っていうほどすごい部分は無かったけど、歴史を感じさせられたし、刑務所がどういうところかってのも理解できた。

その後、再びフェリーに乗り、島を後にして、お腹が減ったのでダウンタウンへ。
日本料理店へ行った。朝はパンとベーグルだけたったので、お腹ぺこぺこ。
照り焼きチキン丼をおいしくいただいた。

その日は遠出もしたくなかったので、お土産売り場とかをぶらぶらしつつ、夕方夜近くになるとホステルへ帰った。

サンフランシスコへ来てから、あまり人との出会いというものはなかったけれど、その分一人でいろんな事を考えた。将来の事とか、自分の未熟なとこなどなど。まったくの一人になれる時間って意外とないからね。まぁ家に帰ったらいっぱいあるけど、日常生活と日常から離れた世界で考えるのとでは大きくちがう。
記憶に残るっていうかなんというか。
だから、このサンフランシスコの一週間の休暇もなかなか良かった。長距離移動しなくていいし、都市の真ん中に住んでられる。のんびり骨休めした一週間だった。
おかげで体力回復。
そういうサンフランシスコの旅行でした。

次の日〜〜〜
朝早起きして、チェックアウトする。
まぁその後も数時間ホステル内でまったりしてたんやけど、じっとしてるのももったいなくて、15キロ以上にもなる荷物と共にぶらぶらすることに。
始めに郵便局へ。ふふふふ
で、その後は前日偶然インターネットで発見した世界一おいしいパンケーキ屋へ。
写真はまたアップします。
割高やったけど、かなりうまうまのパンケーキでした。
おかげで影響されて、家に帰ってからパンケーキの粉を買いに行きました笑

その後は本屋で時間つぶしにマンガ読みにいったりとか、しょーもない事してました。

けど、あまりにすることがない上、荷物重いので、しかたなしに空港へ。

空港で、フードコート(レストランがいっぱいあるとこ)で座って、ひたすら読書♪
数時間は読書して、一般常識の本も持ってきてたのでそれを読み勉強。
けど、夜9時半になって、敬語とかの勉強してた矢先。。。。

頭にピキーンと何かがきた。悪い予感。。。。。。。。
恐怖感がせまりせまる。

急いで鞄に入ってる紙で確認。

すると、、、、、

実はこの瞬間まで飛行機はこの日の夜に発つ便やと思ってたけど、この日の朝に出発していた事にきづいた。あせるあせる。昨日の夜普通にベッドにはいってすやすや寝ていた自分を憎む。
なぜ間違えたかと言うと、この日は15日。15日12:40amと書かれていたわけ。他の時間帯に15日8:30pmとか書いてあった次の覧かどっかに12:40amって書かれてあった。よくよく考えると確かに文字通り15日の深夜早朝になる。けど、その日その瞬間まで15日の夜の深夜やと思っていた。けれど、それならば16日12:40amって書かれるはずやもんな。。。。。

最悪の失態。

便の変更効くかなって思って、フロントへ。

ちょー焦りながらも、聞いてみると
「あれ、あんた乗らなかったの?」という返事。
いやいやいや、乗らなかったらここにいるのですよ

「わたしわからないから、あっちの人に聞いて」と

あっちの人に聞いてみると
「あーそれなら、隣の電話で新しいチケット買ってね」

衝撃的だった。
今日までに気づいていれば。。。。。。

それしか方法ないんかみたいに念を押してきいても、電話で新しいチケットかってくれっていうし、
仕方なしに電話した。

すると、今日の同じ時間の便にまだ空席があるようなので、それでお願いする事に。
最初は400ドルか300ドルくらいかなって値段を聞いてみると。。。。


800!!!!!!!!!!

いやいやいいやいやいやいやいやいや、
これならまだまだ旅行できますやん
お金もったいね
最悪。

だからとりあえず半泣きで親に電話。

謝った後、なんとか800ドルのチケットを買っても良いよという話。
感謝の言葉しかなかった。

その後、電話するともう後数時間しかないのでフロントでチケット買ってねだと。
だから、強引にもノースウエストの店員を見つけ、チケットお願いします。。。。。。。
と聞くと、なにやら、本当は乗るはずであった便と今日の便を返るだけで大丈夫だという話。
よっしゃー!!!!!
結構時間かかったけど、100ドルでその日の同じ時間のチケットを抑えてくれた。
もう涙の出る勢いやったね。
まぁ確かに100ドルも大きな出費やったけど、800ドルの事を思ったら全然安い。

どっちみち自分の不注意から100ドル損したから、親には本当に謝りたいと思う。
ごめんなさい〜〜〜

でも、無事に帰れる切符を手にしたので、嬉しさでいっぱいだった。
かなりの恐怖だったから。。。

amにはみなさんだまされない様にしましょう。


で、無事にデトロイト行きの飛行機乗って、(非常口の横の席だったので、広々♪)
オルバニー行きの飛行機乗って(これまた非常口の横)午後、12時位に到着。タクシー拾って、すぐさま帰宅。帰ると1時ぐらいやったかな。

懐かしい自分が住んでいたアパートへ。三週間ぶりの帰宅。
なんか久々に帰ってると、住んでた記憶を呼び覚ますのに苦労した。

という事で、無事に帰宅しました。
ほんと帰れてよかった。最後の最後で大きなトラブルあったから、なんか締まりがない終わり方になったけれども、これも経験の一つの考えれば、その内笑い話になるかな♪
今ではもう、自分の部屋に慣れてしまって、数日前に西海岸にいたのがあまり信じられない。
いたのはいたけど、そんな遠くにいた気がしない。日本に帰る時もそんな感じなんかな。
遠いけど、すぐそこにある国。世界は以外と小さいのかもしれない。
同じ家に住んでるトモダチも僕が旅行中にメキシコへ旅行してきたというし、感覚の中ではどんどん世界て外国でなくなってるのかもしれない。そういう意味ではこれから社会人になっていくわけだが、一人旅または仕事で海外を行き来したいともっと思ったし、今回は西海岸というアメリカ内旅行やったけど、ヨーロッパにも行ってみたいし、オーストラリアにもニュージーランドにも行ってみたい(英語圏内やしね)
旅行って大勢で行くと単なる観光になるけど、一人で行くと本当に学ぶ事が多いし、感受性が高まる。まるで童心に返った感じ、なにもかもが新しいし、それに適応しようとする。
それを繰り返すだけでも、人間大きくなりそうだなって思った、そういう旅でした。
一生忘れない旅になったと思う。

旅先であった人、家族、ありがとう。

1 件のコメント:

nepal さんのコメント...

いい旅夢気分