2013年6月23日日曜日

美容院探し→仕事論

川崎市に引っ越してから、ほぼ半年。
この半年が経ってようやく、通う美容院が決まりそうです。
いくつかの美容院を回りましたが、出来上がった髪型がイメージした髪型と全然違ったりと、安心して任せることのできる美容師さんがいませんでした。美容師一人一人とってもサービスが悪かったり、全然ヒアリングしなかったりと、ピンからキリまであるんだとよくわかりました。

良い美容師さんは、髪の専門家。客の課題を熱心に聞き込み、それを知った上でコンサルテーションします。ただ残念ながら意外と出来ていない人が多い気がします。今日の美容院はちゃんと色々聞いてくれて、非常に良かったです。イメージを共有できた所が良かった。

自分に当てはめて考えてみると、自分はマーケティングリサーチの専門家。お客様とちゃんと対話できているのか、まだわかりません。でも決して対話から逃げず、自分の頭の中だけで考えず、お客様とイメージを共有させながら、分析を提供したいと思います。


2013年6月13日木曜日

グローバル化


6月1日、相撲を初めて観に行きました。ちなみに写真は白鵬vs.日馬富士の披露相撲です。垣添という力士の引退式の後の披露相撲だそうです。モンゴル人同士です。日本人の横綱はいつ観れるのでしょうか。

さて、相撲とは関係ありませんが、仕事の話をします。
現在働いている会社はグローバル企業の日本オフィスです。日々、インドやシンガポールのオフィスと連絡を取り合って、仕事を進めています。日本オフィス以外のチームメンバーはアメリカ人、インド人、中国人と様々な国籍の人がいます。そんな中、実際聞いた事はありませんが、日本法人のメンバーとインド人の給料を比較すると日本人の給料が高いそうです。日本の物価水準が高いというのも一因としてあるかもしれませんが、同じ仕事をしているのに彼らと比べ比較的高い給料をもらっているのには少々疑問を頂きます。人件費の事を考えるとコストが安い方が会社にとって良いはずです。しかも最近のインド人は非常に優秀です。じゃあ、我々、日本オフィスのメンバーの存在価値は何でしょうか。また、日本法人の一人として、インド人に対してどう差別化することができるか、それを考えて仕事をする必要があるのかなと思います。

じゃあ、会社はなぜ敢えて国際的にも高い給料を我々に払うのでしょうか。それはやはり、大きな理由として、日本市場を舞台にするにあたっての、日本人であることの優位性です。当たり前ですが、他国の人に比べると優位性はあります。例えば、クライアントと同じ日本語を話せますし、日本の市場や経済、文化をよりよく理解しているという点です。また、より大きな視点でみれば、日本は世界でもアジアでもまだまだ重要な市場だと認識されていることもあると思います、

では、日本市場が今までほど魅力的でなくなったらどうなるのでしょうか。外資会社は日本に投資する必要がなくなり、グローバル企業の中での日本人が持っている優位性なるものは消ゆくと思います。そこからが、本当のグローバル社会です。完全にドメスティックな日本企業で日本人とのみ働く会社で働く分には全く関係がないかもしれませんが、グローバル企業だとそうはいきません。特に利益を出していないときは、どうなるか想像したくありません。

では、その時どうするか。それは日本人であることの優位性を持っている今のうちに自分の付加価値をその優位性とは別の分野で培う事だと思います。例えば、高度な分析力、百戦錬磨な交渉力、人を動かすプレゼン能力、誰もが持たぬような想像力、等でしょうか。そういうある種の「仕事の質」で差別化していかないといけないと思います。留学時代にも感じましたが、海外の人は日本人が思う以上に勤勉です(同時にテキトーでもありますが)。だからこそ、その事を意識して、もっと質にこだわって、仕事をしていきたいと思います。