2011年8月25日木曜日

タイムカプセル

最近、町内会?が実家の近所に埋められていたタイムカプセルを掘り起こしたらしい。
2001年7月に埋めたタイムカプセル。
そこには10年後に自分に対して質問が書かれていた。

1.アメリカにいったか
2.英語は話せるか
3.キアヌリーヴスに会ったか
4.良い大学へ行ったか

こんな手紙を書いた記憶はない。14歳の時に書いたはずだから、覚えていてもおかしくないのに。でも、こう考えてみると、人間は色々覚えている様で、実は大半の事を忘れて生きているのかもしれないね。人間にとっては、覚える事と同じくらい忘れる事も生きてく上で重要なのかも。数えきれないものを忘れるから、過去の自分が他人の様に思え、時を超えた一方通行のコミュニケーションができる。だから、タイムカプセルが非常に有意義なわけだ。人間は面白い遊びを考えたね。

この10年前の自分の質問で面白い点は、質問の内容。14歳の自分は、アメリカを主に既に海外に興味があった事。この頃、もしくはもっと前から海外に興味があって、それが今でも生き続けている。何が自分を駆り立て続けているのかな。
さて、10年後の自分である24歳の自分がこの問いに一つ一つ答えたい。

1.アメリカに行ったか。
留学で2年間。その後も4回。そして、土曜からもアメリカ。今後も仕事とプライベートの双方でアメリカは切手は切り離せない国になり続ける。10年前に見えたもの以上事を成し遂げていると思う。しかし、今後はアメリカだけでなく、香港、アブダビと行ったように、世界各国を訪れたい。

2.英語は話せるか。
英語は話せる。まだまだBrokenな所も捨てきれないけども、10年前に比べれば、格段に話せる。毎日英語でアメリカと連絡してるし、英語が話せるおかげで、香港やアブダビでも何も問題なく、楽しく過ごせた。そういう意味では、これも10年前に想像した以上の人物になっているのかな。

3.キアヌ リーヴスに会ったか
知らない人もいるかもしれないので、一応記載しておくとキアヌリーヴスとはアメリカの俳優。マトリックスで主人公を演じてたイケメン俳優。2001年頃はマトリックスに憧れ、キアヌのような大人になりたいと思っていたようだ。しかし、質問に対する答えとしては、ハリウッドには行ったけれども、流石に彼には会えていない。いつか会えるといいね。

4.良い大学へ行ったか。
中学の頃にしては、将来を見据えた良い質問。
答えとしては、Yes。学力的に良い大学へ行ったか、と言われるとそうでもないが、
母校の関西外大とSUNY Albanyでの経験は今の自分に大きなベクトルを与えてくれた事は間違いない。なので、答えは心の底からYesと言いたい。

さて、次の10年どう生きるか。
次は34歳。またタイムカプセルやりたいな。

2011年8月23日火曜日

アップル


ブログでは報告してませんでしたが、最近Macbook proを買い替えました。
2.7GHz intel Core i7。ちょー快適。
ま、そんな事はどうでも良くて、最近常々思う事があります。
アップル製品は使いやすい。
iPodから始まり、iPod shuffle, iPod touch、iPad、Macbook proと色々アップル製品を使い続けていますが、操作に対して煩わしいと思った事がない。シンプルで、ユーザーに優しい。
特に携帯。iPhoneは残念ながら、使っていないけど。
操作方法はiPod touchと同じと仮定して考えると、今使っている携帯iidaのinfobarは使いづらい。一応デザイン携帯として、市場には出ているけど、それは外見だけの話。操作はやりづらい。自分がアップル製品に慣れすぎているのか、わからないけど、イライラする時が多々ある。例えば、スリープ解除は横の電源ボタンを押さないと解除されないとか、タッチパネルの感度が若干悪かったり、など。

結論として、使いやすさではアップル製品が自分に合ってるんだろうね。
これからも使い続けます。そのうちiphoneに乗り換えようかな。

2011年8月19日金曜日

グレートグリーンウォール

グレートグリーンウォールという環境プロジェクトがアフリカにある。
南サハラの砂漠化を食い止めるためにAfrican Union が始めた試みで、幅15km、長さ7,775kmのグリーンベルトをアフリカに作るというもの。まだまだ完成に至ってはいないらしいが、非常に面白い試みで、ぜひとも成功させてほしい。
このプロジェクトは、一国だけの行動ではなく、アフリカ全体の行動である点がすごく良い。

もう数年前になるが、留学中に感じたことが一つある。
今後は「国」というものの意識が必ず変わってくるということ。
おそらく今後もまだまだ「国」という政治的、文化的集合体は存在し続ける。
けれども、自分の国の事だけを考えいれば良い時代ではなくなった。
もちろん、生活に直結し、安定や発展を一番望む対象は母国なのかもしれない。
でも、そんな事では、地球規模の事など一つも成し遂げられない。

もっともっと地球規模で物事を考えないといけない。
その地域、国ではどういう問題が起きているのか、人類はどういう問題を抱えているのか、とか。今も仕事で、世界中の製造業を支えようとはしているつもりだけど、もっと他にできることはないか。仕事じゃなくてもいいし、些細なことでも良い。もっと広いフレームで物事を考えたい。

2011年8月4日木曜日

”兵法の道において、心の持やうは、常の心に替る事なかれ。常にも、兵法の補記にも、少もかはらずして、心を広く直にして、きつくひつばらず、少もたるまず、心のかたよらぬやうに、心をまん中におきて、心を静にゆるがせて、其ゆるぎのせつなも、ゆるぎやまぬやうに、能々吟味すべし。”

上記は宮本武蔵の五輪書水之巻からの引用。

時代は変われど、過去の偉人の考えや哲学は今の時代にも通じる。
上記の文で、宮本武蔵が云わんとしてる事は、どんなときも「平常心」を保つことである。緊張しすぎず、弛まず、偏らず、雑念を捨てなければならない。些細な事に動じない平常心でいれば、本心を見透かされることなく、逆に相手の本心を見抜く事ができる。(Gorin -サムライたちへ からの参考)

営業をやっていて、たまに客先と打ち合わせをすることもある。上司にも色々説明しなければ、いけない時がある。自分が平常心を保ってなければ、相手は簡単に自分の本心を見抜けるだろう。例えば、どうしよう、どうしようと、オドオドしていたら、自信がなく、緊張している等の本心が簡単に伝わってしまう。過去に何回あった気がする。
この言葉で気付いた点は、そこだ。常に平常心を保つ事。どんな時であれば、平常心を保つ。それを意識して、毎日を過ごしたい。