2009年3月1日日曜日

60分、24時間、365日

時間がもっとほしいって、人生で何度思った事か。だれでも思うはず。この24時間しかない1日。ただ地球の自転を恨むのみ。
時間ばかりは人間皆平等で、1人につき1日24時間しか与えられていない。
一分ごとにスケジュールを決めるのもあり、何も決めず楽に時間をつぶし続けるのもあり、それは人の自由。ただ、限られた時間の中で、何を大切にするかが大事、結局のところ。24万円あるお金を何に使うかと同じで、24時間を何に投資するか。(ただし貯金はできない)その24時間の繰り返しで何を達成したいのかを常に考えなきゃいけない。それは人の信頼であったり、知識、健康なのかもしれないと思う。何を達成したいかを深く考えるのにも時間がかかるし、一生考えても出ない場合もある。特に生きる目的とか。

けど最近、特に自分の中で時間を上手く使えてないような気がする。昔、早起きが得意だったのにだらしなくなって、起きるのが苦手になっている。そのため時間を無駄に使い、限られた時間を更に少なくしている。やりたい事が多すぎて、細かい事に気が回っていないし、考えたいと思っている事についても後回ししている気もする。だらだら。そうやっているうちに何もできないままで終わってしまうような感覚に陥って、少しコワくなる。なにしてたの今までって感じ。

なぜか、今頃になって、よく高校生の頃をよく思い出す。あの時は、部活にしか集中していなかった。授業中、常に速く走る事を考えては、がむしゃらに走っていた。将来の事なんて考えてなかったし、考える必要もなかった。朝6時に起きて、7時過ぎの電車に乗り、いつも同じ席を友達を座り、寝る。自動的に降りる駅が近くなると目が覚め、学校へ向かう。そして、退屈で仕方がない授業を聞いているふりをしながら、外の景色を眺め、早く部活の時間が来ないかなって心の中で囁く。授業終了のチャイムと共に部室へ行き、いつもと変わらぬメンバーの飽き飽きとして見慣ているが、どこか心地よい顏を見て、その日も走る気が沸いてくる。夏の夜の帰り道が一番好きな時間だった。暗くなって、蒸し暑い中の帰り道。二両編成の電車に乗りに無人の駅へ向かう。電灯には様々な昆虫が群がっている。駅の後ろには大きな森が見え、道路の横には長い川が広がる。暑い暑い良いながら、シャツをパタパタさせて、冷えきった電車の車内へ飛び込む。そして、爆睡。恐ろしいぐらいに単純。高校時代に何してたの?って聞かれたら走ってたとしか言えない。そんなバカだった。

そんなバカにもう一度なりたいって心で思っている。所詮1つの事に集中する方が人間楽だし、それで楽しいならいいと思う。けど、歳を重ねるにつれて、世の中そんなうまくいかない事はわかってきた。もちろん、いっぱいしたい事あるし、もっともっと色んな人と色んな事したい。欲張り。何かをするのに何かを諦めることは必要なのにあまりしたくない自分。それができない。保守的?一生に一度っきりの人生。リスクたっぷりに生きてみたい。負けなんてないから。楽しめば勝ち。

フランスで活躍しているあるサッカー選手が言ってたけど「楽しまなきゃ、けど一生懸命でないとだめ」。ジャック•ウェルチというアメリカで最高の経営者がいるけど、彼曰く成功の秘訣は「選択と集中」。きっと、人生そういうもの。バカになって、楽しんで、めっちゃ一生懸命になった者勝ちなんじゃないかなって思う。
だから、今自分がやっている事は何か間違ってる気がしてる。欲張り。あれもこれもしたい。なにが一番したいんだろうね?

それを考えるために時間を使おうかな。


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