2009年5月7日木曜日

大学の教育

明日発展経済の試験。
なかなかおもしろかった授業。先生がただのTA(Teaching Assistant)だったので、残念。
バリバリ経済の教授に教えてもらいたかった。

授業では、「発展経済とは」から学び、経済発展論や貧困、発展途上国においての教育や投資の重要性などを学んだ。例えば、教育を経済の視点から見ると、教育とは国民に知識や技術を提供し、国の生産性を上げる大切な機関である。また、同時に教育の有用性やAffordabilityを上げることで、発展途上国の貧困をも解決できるものである。教育への投資は経済的にはとても重要であると学んだ。だから、発展途上国に学校を立てたがる人がしりきにいるのかなと少し考え、世の中が少しわかった気がした。ていうか、普通に考えたら当たり前だけど(笑)けど、こうやってちゃんと勉強することで、理論からしっかり学べたのは大きい。発展経済学を少しかじっただけであるけれども、視野が広がった気がした。

さて、大学に通って、5年目(留年はしてませんよ)になる。ふと、期末試験の勉強をしていて、思う事があった。

「大学の教育とは何か」

大学では、アメリカなら自分の専攻を持って、日本なら学部学科に属し、自らの興味のある分野について研究もしくは勉強に励む。同時に一般教養なる授業も履修し、勉強に励む。

wikipedia によれば
「大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的としている(学校教育法第83条)。換言すれば、大学教育の目的とは、広範にわたる知識の獲得と諸分野の専門的な教育研究を行うことで、拡大・深化した知見と柔軟な思考力を備えた知識人を育成することであるといえる。」

と大学を定義している。

更にキサバニッキ風に言い換えると、
大学は、要するに色んな知識学んで、専門的な知識も学んで、そこから思考力を身につけて、立派な人になりなさい、っていう場所

なのかなぁ。

もし、このwikipediaの定義で自分の大学生活を語るのであれば、まだまだ拡大、深化した知見と柔軟な思考力を備えた知識人にはなっていないと思う。確かに日本とアメリカあわせれば160単位ぐらいの単位を取って、ほんっと色んな事学んだけど、仮に世界の一般レベルの知識を100%とするなら、まだ3%ぐらいしか学んでいない気がする。まだまだ本当に学びたい事が多い。(まぁこればかりは、自分の欲の問題なんだろうけど。)
ビジネス/マーケティングを専攻したのだけど、深化も十分にしきれてない気がするし(マーケティングを語らせれば1時間は余裕で話せると思うけど)、ビジネスが何なのか、だってまだ完全にはわかっていない。一企業を分析するレベルまで到達はした気がするが、そこから柔軟に思考し、自分のアイデアを作り上げていくレベルには到達していない。

ただ学部レベルではそこまでが限界なのかなと思う。
その続きは大学院で学べるのかなと思うと少しわくわくする。大学の定義に大学院も入っているのなら納得が行く。あ〜将来絶対大学院いってやる。


とりあえず結論。
大学の教育とは何か
なんなんだろね。結局、使えそうで使えない、使える一歩手前の知識とある程度の思考力の獲得かな?大学の教育にばっか頼っててもだめだし、大学院の教育に期待しすぎててもだめ。自分でこれからその知識を使って頑張らなきゃだめなんだろね。結果的には。

次のステップとして、仕事を早く見つけなきゃね。
がんばりまーす

0 件のコメント: