これから「正義」の話をしよう
著者マイケル・サンデル
訳者 鬼澤 忍
社会とはどうあるべきか、政治はどうあるべきか、これは人類が抱える大きな問題である。
日本も最近では格差問題や税金問題で揺れているし、アメリカは移民の問題や、保険の問題で騒いでいる。そんな状況で、社会基盤を作っていく役割を担う政府は社会がどうあるべきか、を知っている必要がある。社会の理想像を語る上では、人間にとって何が良いか、を考えなければならない。つまり、人間にとって、何が公正で、何が不公正か、何が正義で、何が不正義かを考えなければならない。最終的に、こうした議論は哲学や倫理の問題になる。
この本では、著者は過去の哲学者の理論を基に、現代の社会が抱える問題を解いている。
感想を言えば
正直言って、難しいかった。
けど、難しい理論を簡単にするためにわかりやすい例によって、説明されていたし、哲学の知識がなくても、すらすら読めた。
著者は、二個前のブログで書いたハーバードの教授マイケル・サンデルさん。講義はYoutubeで公開中。
八月に来日するらしいが、日本の教授たちも、もっと大学の枠を越えて、活動してもらいたい。
1 件のコメント:
tomの説明がすでに自分には難しいw 判断基準が「何が正しくて、何が正しくないのか」という事はビジネスの判断基準でも大切だってどこかで読んだ気がする。
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