2013年10月23日水曜日

マーケティングを好きになった理由

最近、マーケティングになぜ興味を持ったのかと、僕に聞いてきました。気づけばマーケティングリサーチの会社で働きはじめてから、なぜ興味を持ったのか、すっかり忘れていました。

そもそも、マーケティングに興味を持ったきっかけは大学の授業でした。なにやら、お堅いビジネスの学問なんて嫌だと外国語を専攻していた矢先のことでした。

その教授はマーケティングは、関係のことだよ、と難しく考えすぎていた考えを要点を突きつつ、シンプルにしてくれました。そこからでしょうか。経済や経営学の見方が変わったのは。さすがに会計と財務なんかはまだまだお堅いイメージが残っていますが、マーケティングは全然違います。教授がいうように会社と顧客の関係や関係作りの事を言うんだと思います。

マーケティングリサーチの業界で働いてみて、世界的に見ても有名なブランドを扱う企業でさえ(だからこそですが)、消費者を日々研究、調査しています。まるで恋人が相手に対してプレゼントを考えるかのように、企業は、ああすればこう反応するだろうとか、こうすれば、こんな気持ちになるんじゃない?とかあれこれ考えます。まさに「関係」ですね。こういう点がおもしろいのです。ビジネスというより社会実験みたいな感じです。どうすれば、消費者にもっと買ってもらえるとか、どうすれば、消費者のロイヤリティが高くなり、リピートされるか、うちは先駆者的なメーカーじゃなくてフォロワーだから、どうやって他社から消費者を奪い、トライアルをさせるか、など考えたらきりがないほど色々な視点から企業と顧客の関係を考えることができます。それがやっぱりおもしろいんですね。

もしかしたら、答えなんてないかもしれないし、あったとしても確かめようがないかもしれない。でも推論をたて、実際にそうなった時は嬉しいかもですね。それこそマーケティングリサーチの調査や予測ビジネスの醍醐味かもしれない。

もっともっとこの分野に詳しくなってやろうと思います

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