2010年11月1日月曜日

嗅覚と記憶

最近、過去を振り返る際に、その回想シーンの香りをよく思い出す。

NYCの雑踏。
Albanyの澄んだ空気。
高校時代の陸上部のグラウンドの土。
子供の頃に嗅いだアイロンの匂い。

また、それらによって、同時にその頃の感情も蘇ってくる事もたびたびある。

インターネットで、調べてみると
プルースト効果というものがそれを説明してくれる。
それによると嗅覚というものは、どうも他の感覚器官と違うらしい。
他の感覚は、大脳皮質を経由して大脳辺縁系に到達する。
一方、嗅覚は直接、大脳辺縁系に伝わる。
大脳辺縁系は感情を司る脳なので、匂いを思い出す際に
同時に感情も思い出される。そんな仕組みらしい。
詳しくは調査中。他の感覚も結局は辺縁系にいくやん、って話だけど、
直接伝わる所がポイントなのかな。

匂いから思い浮かばされる情景はなぜか感情的、情景的。
そんな経験ありませんか?

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