2010年6月15日火曜日

計画された偶発性

「計画された偶発性」という考えがある。
スタンフォード大学のクランボルツ教授が考えた理論だそうだ。

•予期せぬ出来事が個人のキャリアを左右する。
•予期せぬ出来事を避けるのではなく、起きたことを最大限利用する事が重要。
偶然を積極的に作り出し、キャリア形成の力にする事が重要。

というような考え方。

簡単に言えば、予期せぬ事を受け入れて、偶然を楽しみながら、自分のキャリアをつくっていくという考え方。(だと思っている)
つい最近知ったばかりの考え方なので、深くは理解していないけど、こういう考え方は生きる上で非常に大切だと思う。
計画を立てて、計画通りに行く事は稀である。常に問題がおきる。人間はそんな不確実性が存在する社会で生きている。その不確実性を悲しみ、忌み嫌うよりも、それを楽しめば、自分自身も楽しめる気がする。過去の偉人たちも、偶然見つけたもので、世紀の発見や賞を受賞した例はいくらでもあるぐらいだし。

最近まで、頭の中で、もし他の会社に就職していたら、どうなっていたのか?なんてよく考えていた。その前は、他の国に留学していたら、他の大学に入学していたら。。。etc 結局、答えは見つからなかったし。時間の無駄だった。そして、結局、今の自分がBestではない気がして、憂鬱になる。

しかし、人生の不確実性や偶然を受け入れる勇気や柔軟性があれば、見方は変わるんじゃないかな。この先何があるかわからないし、わからない事こそがまた楽しいと思えるようになれば、希望が沸く。

最後に、計画された偶発性理論において、偶然からキャリアを創りだす5つの要素を述べて終わりにします。
好奇心
持続性
柔軟性
楽観性
リスクテイキング

つまり、色んな事に興味を持って、とりあえず結果なんて気にせず、常にポジティブで何事もできると信じ、行動し続ける事が大切という事。これはキャリアだけでなく、日頃の行いにも当てはめることができる。

偶然というチャンスを積極的に掴んでいきたい。





1 件のコメント:

satoshizzle さんのコメント...

こ、、これはっ!!!
ちょっとこれは今のオレにとってmind openingやわ。シェアしてくれてありがとう。